イラスト日記

2003年 5月


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薔薇の園

21th May..2003  


Beauty-Qのギャラリー用に、かねてから撮りたいと思っていた薔薇をからめての撮影に、グリーンパークに出掛けた。
先日はロリータ服、今日はティードレスでのテーマ撮影。撮影時間は短かったけど、その分内容の濃いものにできた感じ。
カメラマンまりりんはコスプレイヤーさんに主にモデルを頼んでいるが、コスプレを撮りたいわけじゃない。
まりのえasまりりんが本当に撮りたいものはオリジナル。それはイラストを描くのと同じようなもので、自分の中で心象風景としてのイメージを作り上げて、それを撮影に反映させ、思い通りのものを撮りたいと常に思っている。
写真も絵画も同じ「picture」。
まりのえにとってこのふたつはツールが違うだけで、表現したいことは同じなのだ。
ただ、イラストの場合は(資料が必要な時もあるが)頭で描くことができるが、写真は実際に被写体がないと撮れない。
当たり前の事だが、いいモデルさんに思い通りの服を着せ、または脱がし、自由自在にポーズをつけていかないといけない。
それには現実的に煩わしい手順を踏まないといけないことが殆どで、写真はそれが大変なんだよね〜。
第一、自分のイメージに合うモデルなんか、そう簡単にいるものじゃない。いたとしても、レベルの高い人は大抵プロなので、ギャラが必要になる。
よく、「写真は絵を描くのと違って、シャッター押すだけで撮れるからいいね〜」などと言う人がいるが、シャッターを押すまでの道程が険しいのだ。
ちなみに、ぼくの知り合いのあるアマチュアの方は、花しか撮らないんだけど、どうしてか聞くと、
「だって花は文句言わないから」
とのたまった。う〜ん。


2階が宙ブラりん

4th May..2003  


Dessinateurのアトリエは1階が吹き抜けになっている。空いたキッチン上のスペースを利用して7畳程の2階を作ったのだが、その利用法方がいまいち決まらない。なまじフローリングなんか貼ったために、当初予定した物置きだけではもったいなくて、本棚を持っていったり椅子を置いたりと、徒労な時間を過している感じ。一見綺麗なフロアだが、手作りのため耐荷重量にいまいち自信が持てないのが辛い。
なにかうまい収納方法はないかなぁ。


祝 Dessinateur独立9周年

1st May..2003  


わがDessinateurも独立して今日で9年目。この一年間、アトリエ移転やら右手骨折やらとさまざまな出来事があった。
僅か1年しか経っていないのに、去年までのまりのえとは大きく違う気がする。それは決して「成長」ではないのだが(悲)。
まだ骨折の影響から抜けだせずに、苦しい日々が続いてはいるが、明日を信じて頑張っていくしかない今日この頃だ。