イラスト日記

2002年 3月


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小倉イベントは大賑わい

30th Apr.2002  


三連チャンの最後は新アトリエでのお試し撮影会。
ライティングの加減とかスタジオの広さとかドレッシングルームの使い心地なんかを、モデルさんにチェックしてもらった。
その前には久々の小倉でのイベント参加。福岡のイベントで写禁になっているせいもあるのか、とにかく大賑わい。福岡で見かけるコスプレイヤーさんやカメコもわんさかいるし、サークル参加も多いし客も多い。イベントでこんなに賑わったところを見るのは久し振りのような気もする。最近はずっと福岡のイベントしか出ていなかったし、北九州は年齢層が低くてうちのターゲットじゃないと思っていたが、小倉も侮り難し。
地元のイベントだしモデルも北九州の娘をぜひゲットしたいので、これからはチョクチョク出ることにしよう。


ジュリエットのしとね

29th Apr.2002  


まるで撮影日和のポカポカ陽気で桜は一気にちりそめ。そんな陽気のなかでの撮影は心地よい。
光のたっぷり入る昼下がりのホテルのツインルームは、いつか読んだ小説の一小節のようにけだるげで、まどろむジュリエットは物憂げ。
今日の撮影会はかなりハードだったものの、その分収穫も多くて嬉しいよ。


春の撮影三連チャン

28th Apr.2002  


引っ越しはひと休みで、今日は久し振りの撮影会。Arisaちゃんとそのお姉さんとのツーショット撮影だ。これまで連チャン撮影は何度かやったが、三連チャンは初めて。かなり無謀かもしれないが、引っ越し準備で忙殺されていた鬱憤晴らしにはちょうどよい。
姉妹と落ち合った後でモノコックのストロボを購入し、新アトリエでセットィング。吹き抜けがあるおかげで、今ある機材ではかなりシビアなライティングしかできない。これからかなり研究の余地がある感じだ。


新アトリエ引き渡し

21th Feb.2002  


今日は新アトリエの鍵をもらう日。これで正式に入居できるわけだ。
新アトリエを引き渡してもらって、真っ先に搬入したのはやっぱりオーディオセット。高校時代に部屋の模様替えをしていた頃から、最初にオーディオをセッティングするのが、まりのえの引っ越しの習わしなのだ。今回は吹き抜けの空間なので音の抜けもいいかと思ったが、逆にライブ過ぎていけない。これから家具を入れるにしたがって音も落ち着いてくるだろうが。
ロフトのはしごは危険だし使いづらいので階段をつけなきゃいけないし、窓もかなり大きいのでカーテンやブラインドも特注しないといけない。
いろいろやることは多いが、やっぱり新居はドリームふくらむ。築16年だけどね。


チューリップ祭り

20th Feb.2002  


撮影でHTBに行ってきた。今回は依頼撮影。「風景に馴染んだなにげに綺麗なポートレートを希望」ということだ。
HTBには何回か行ったがここまで天気に恵まれたのは初めて。咲き誇る花々と相まって、いっそう艶やかな園内の眺めだった。
おかげで撮影の方も上々。これまでになくカジュアルな写真が撮れて、クライアントもご満悦だった。


春の修羅場

17th Feb.2002  


春爛漫なのである。
桜のつぼみもふくらんで、各家の花壇も絵の具で色彩られるように、花に埋め尽くされていく。まったくもって春はうきうきする季節なのだ。
うちにもようやく修羅場がやってきた。1月2月といまいち仕事が伸びなくてちょいと心細かったが、3月は挽回。やっぱり修羅場は来なきゃ来ないで不安だし、来たら来たでうっとおしいし、春の天気のように複雑なものだ。


漫画屋断念宣言

14th Feb.2002  


世の中はどんどん変わる。
新しい流れが止めようのない力で押し寄せてきて大衆をことごとく呑み込み、行く先のわからない場所へと押し流していく。
「大衆」という名の羊になるより、「茉莉 佳」という名の狼でありたい。
まりのえは常々そう思って、その流れに逆らうような生き方をしてきた。だがまりのえが求めていたものは、単なる「狼少年」だったのかもしれない。
イラストレーターにとって、流行への追従というのは不可欠のものだ。ファッションからクルマのフォルム、建物の流行から国際関係、世相、音楽、恋愛のありかた、思想にいたるまで、常に新しいものに敏感にアンテナをはり巡らして、その善し悪しにかかわらずそれを取り込んでいく必要がある。表現や趣味にこだわって自己実現をしたいのなら、イラストレーターではなく画家を目指すべきだ。
まりのえはもう、その流れに乗って行くことができない。11年間商業イラストレーターとしてやってきて、ある程度なら絵柄を合わせるテクニックと表現の幅も培ってきた。だが、木の芽が次々に発芽して分裂成長していっているような商業コミックやコミックイラストレーションの分野では、それらの細分化されマニア化されフェチシズム化されたカルト的要求に応えられない茉莉の絵は、もう時代遅れなのだ。
まりのえは自分が思っている程器用でも達人でもなく、動脈硬化を起こしたこの脳みそは、頑固に自分の絵柄と思想を貫くことしかできない。長いこと「プロの漫画家になりたい」とあがいてきたが、15年前ならばかなったこの望みも、今はもう風化してしまっているということを、まりのえは思い知った。こうして自分のポテンシャルを確認することができて、今はすっきりした気持ちで漫画屋を断念することができる。
勿論まりのえには描きたいストーリーがいくつかある。それらはとうてい商業ベースに乗るものでもなく、茉莉個人が自己実現するための作品に過ぎない。だが、マンガを描くということに情熱を燃やせる以上は、筆は折らない。例え茉莉の漫画を読んで下さる方がいなくても、まりのえにとって描くことが自己実現なのだから、決して悔いはしない。


確定申告

11th Feb.2002  


今年から確定申告の方法が少し変わった。IT化とでもいおうか、アナログだった申告書がコンピュータで処理されるようになったのだ。だが、おかげでこちらの手間は増えてしまった。これまでの申告ではひとりひとりの納税者に懇切丁寧に指導してくれた感じの税務署員が、今回から同時に2〜3人まとめて処理していて、サービス面も後退した印象。ただ、その分これまでより早く終わるようになったのはいいことだ。
ちなみにまりのえは、税金を払い足りないということで追加金を言い渡された。とほほほ〜。


3ヶ月連続の風邪

9th Feb.2002  


週半ばから体調を崩し、薬飲んだにもかかわらず風邪が本格化してしまった。前回の風邪に較べると熱もないし喉の痛みなんかもないが、なんとなく総合体調不良=風邪という感じなのだ。引っ越しが決まったとたん今のアトリエはハウスキーピングがおろそかになっている感がある。そういうだらしなさが黴菌につけ入る隙を与えているのかも知れない。
早いとこ治して、元気に引っ越しモード突入だ。


パストラールYUKO

6th Feb.2002  


目星をつけていた新アトリエ候補マンションの、最大の問題だったコピー機搬入がなんとかクリア。
いまだに南区に引っ越しというのには抵抗あるが、天井高5Mの誘惑には抗えない。再度見に行ったときの印象もまずまずだったし、なんてったってこれぞ「アトリエ」というオーラが出ているところがよし。いよいよ引っ越しに向けて始動開始だ。
今度のアトリエのマンション名は「パストラールYUKO」。
フランス語のような語感だが、手許に辞書がないので意味が分からない。しかも「YUKO」ってのはなんだ? 「ゆうこ」と読むのか? だがオーナーの名前はゆうこさんではなかった。「友好」ともとれるし、だとしたら友好の家ってことか?(ムネオハウス;)
その辺が謎で、妙に奥が深いネーミングかもしれない。


ひな祭り

3rd Feb.2002  


今日はひな祭り。だからと言って、なにかイベントやるってわけでもないのだが…
プチモニの「ひなまちゅり」聞いたが、前のじゃんけんぴょんとどこが変わったのって感じ。でもコスチュームは可愛いし斬新でストライク。
ジャリソンも割り切って聴けば結構楽しめるものだ。