2006.11

<<back   next>>

 さよならマニュアル車

2006.11.29

修羅場の最中だというのに、新しいクルマが納車された(笑)。
初めてクルマを買って以来、ずっとマニュアルシフトで通してきたが、今回初めてのオートマティックシフトだ。
オートマは楽チンだけど、操作する楽しみが薄い。
「自在に操っている」感がないんだな〜。
現在まだまだ修羅場っているので、クルマもブログもあまりいろいろできないのが不満。
そのうちまとめてやります;


 禊ぎ

2006.11.22

巻き物イラストもいよいよペン入れ開始。
ぼくは昔から大事なイラストのペン入れを始める前には、気分をリフレッシュするために、お風呂に入る習慣がある。
ゆったりとお湯につかり、身も心も清めて仕事に臨みたいからだ。それは自分にとって「禊ぎ」の儀式といえるものかもしれない。

絵を描いていく事は、時々奇跡みたいに感じる事がある。
自分の力だけではない、なにか特別な力が、手を貸してくれる様な気がするのだ。
今回もまた、そんなイラストの神様が降りて下さる事を願って、頑張りますv


 ギャラリー遅れます

2006.11.20

本当はとっくにサイトのギャラリーを更新していないといけないんですが、仕事の都合上もう少しかかりそうです。
楽しみにして下さっている方(がいるといいけど)、申し訳ありません;
もう巷はクリスマス一色なので、うちも早くツリーを出したいんだけど、それももう少しの我慢かなぁ。
12月は撮影とかもいろいやりたいので、予定のある方々よろしくですv


 ビッグマウス

2006.11.16

この秋一番の大仕事も次第に佳境に入り(と言うか尻に火がつき)、クライアントや代理店とのやりとりも活発になってきた。
最終納品は11月いっぱいだが、作業はかなり遅れている。
しかし、仕事手順的には充分間に合うペースだから、自分的には何も心配していないものの、端から見ている代理店の営業マンにしてみれば、そのペースの遅さにはハラハラらしく、何度もせっつかれる始末。
営業マンからは催促されたり脅されたりしたが、ガンとしてマイペースで動く自分に、最終的に向こうもさじを投げたらしく、
「もうまりのえさん(仮名)だけが頼りなんですよ。よろしくお願いしますよ〜」
と哀願してきた。
そんな営業マンの台詞は、おれ様イラストレーターまりのえの自尊心を充分にくすぐるもの(笑)。

「大丈夫ですよ。ドンと大舟に乗ったつもりでいて下さいよ」
と、ぼくも胸を叩いてみせた。

、、、とは言うものの、実はかなりヤバいっすよ、先輩。
なにしろ仕上がり寸法21cm×200cmという大きなイラストマップで、しかも文字の落とし込みやデザインまでこちらでやらないといけないのだ。
締め切りまであまり時間がなく、まだまだ未整理な項目もたくさん残しているだけに、かなり大車輪で仕事しないと間に合わないかもしれない。
大口を叩いた手前、完璧に仕上げないとこっ恥ずかしいので、この物件が終わるまでは、いろいろなお楽しみはおあずけで、仕事を頑張りまっする。


 妄執

2006.11.13

ぼくがまだ、バスガイドのアルバイトをしていた頃の話だ。
遠足や修学旅行なんかで小学生の子供達をバスに載せると、必ずと言っていい程、クラスにひとりやふたりは、バスに酔う子がいた。
彼等は、初めのうちは元気でも、バスに揺られるにつれて顔が蒼ざめていく。
次第に無口になり、切羽詰まった様な厳しいまなざしで、口をギュッと結んで、体を硬直させて手を固く握りしめ、まじろぎもしないで座席の前を見つめている。彼等には闇しか見えない。
彼等はそうやって、必死でバス酔いと戦っているのだ。
そういうサインを出した子がいたら、ぼくは声をかけてやっていた。

「そんなに必死にならないで、窓の外の遠くの景色を見るといいよ。
ちょっと窓を開けて、風を感じるといいよ。
お友達と喋ったりして、楽しむといいよ」

そうやってアドバイスして、気が紛れて、うまく酔いをかわせる子もいた。
しかし、大部分の子は、他人の忠告は耳に入らず、入っても実行できず、とうとう吐いてしまうのだ。
彼等は「酔った」と感じると、その感覚だけが体を支配し、もう酔いの事しか考えられない。
酔うか酔わないか以外の選択肢はなく、回りの人間が力を貸してやる事もできず、結局酔いに負けてしまう。
吐く時は、そりゃもう苦痛で、胃酸の匂いをまき散らしながら、思いっきりぶちまけるものだから、バスにゲロの匂いが充満して、それに連鎖して他の子まで吐いてしまう始末。(食事中の方、ごめんなさい)
バスガイド仲間では、いかに子供を酔わせないかが、腕の見せ所でもあった。

昨今のいじめ問題と自殺を見ていて、ふと、そんな昔の事を思い出した。
もちろん、バス酔いといじめ自殺問題を同列に並べるのは不謹慎だが、 どちらもひとつの妄執に囚われて、他の選択肢が見つけられないのは、一緒じゃないかな?

いじめられている子供は、もうその事しか考える事ができない。
いじめから逃げるための
選択肢は、死しかない。
大人になれば世界も広がって、それ以外の選択肢や気分転換の方法も見えてくるものだが、十代の思春期の若者が妄執から抜け出すのは、並み大抵の事ではないのかもしれない。
もちろんいじめ問題は、いじめる人間が一番悪いし、根本的ないじめの土壌を正さないといけないのだが、今現実にいじめられている人間には、緊急に救いの手を差し伸べてやる必要がある。
追い詰められ、崖ッぷちに立たされ、闇を見ている人間に、死以外の道を示してやり、生きる楽しさで照らしてやらなきゃいけない。

「"人"という字は、お互いが寄り掛かっている形」
というが、他の人間を支えるという事は、本当に難しいものだ。

いじめ問題に限らず、自己否定して人生を終わらせようとしている人間を救うには、自分のすべての力で相手を支えてやらなければならない。「頑張れ」と相手を励ました所で、「じゃあ頑張れない自分が悪いんだ」と、余計に相手を追い込む事になるから、自分の全部で、相手を包み込み、受け入れてあげるしかない。
残念ながら、ぼくにはそんな度量もテクニックもない。
これまでの人との関わりで、そういう無力感は思いっきり味わってきたし、今もそれに苛まれている。

「人を救う」なんて、おこがましい思い上がりかもしれない。
もし、そんな自分の蟷螂の斧でも、少でも大切な誰かを救えているのなら、それで
自分が救われるのだ。(これから先は宗教の領域に入るのかも)


 クリスマスモード

2006.11.11

久し振りに街にショッピングに出たら、すでにクリスマスモードに突入していた。
この時期の街角は華やかで楽しいv
洋服も今年は姫系花盛りで、自分的に萌えなものも多く、見ていて飽きない。
そんなこんなでロリ系やら姫系のブティックをはしごした。
結局、自分のものはほとんど買わずに、可愛い服やらアクセサリーやらを買う。やっぱりフリフリひらひらのお洋服は見て楽しいし、買うとさらに幸せな感じ。
ん〜。いつもの街に出ての自分の買い物パターン。
だって、男物衣料を見ていても、面白くないんですよ orz


 金木犀が

2006.11.04

朝、洗濯物を干そうとバルコニーのドアを開けると、目の前の金木犀が山吹色の花を満開にして、香しい匂いを漂わせている。
あれ? この木は2週間程前に花を咲かせて、花はすべて落ちた筈だけど、また咲くなんてどうなってるんだろう?
金木犀って、2度咲きするんでしょうかねぇ。
しかも、うちはマンションの3階なんだけど、この木はすでに梢がぼくの目線より高くなっている。
金木犀って、そんなに大きくなる木だと、初めて知った。

BQギャラリーを昨夜アップ。
今回は以前アップしたド−ルの続きだけど、ちょっと趣向を変えて、モノクロプリントっぽく加工してみた。
あと、赤と黒のコントラストを強調したくて、着色写真の様にドレスの赤だけを残してみた。
このド−ル撮影では、モデルの雨竜さんには「人形なんだから動かないで」と指示していたんだけど、雨竜さんは動きたくてムズムズしていたらしく、撮影が終わったとたん、餓えた獣のごとく
Setsuraさんに襲いかかる始末(笑)。その様が素敵過ぎて、思わず撮影再開。

撮影終了後は、ドリルロールの髪型(笑)でハイテンションのままファミレスに突っ込んで、明け方まで妄想談義。
おかげで当初は単なる「ド−ル」というだけの設定が、
「イザベラという女性(娼婦?)が実際にいて、ご主人が惚れたんだけど、先にイザベラが死んでしまって、ご主人はイザベラに似た人形を 手に入れて可愛がるのだけど、人形イザベラが感情を持ち始めたころ、ご主人は人間だからやはり先に死んでしまう」
とかいう様なお話まで一本作って頂きました(笑)。

イザベラ、、、、、
なぜイザベラ?
その名の由来はなに?
恐るべし。腐女子妄想v

そんな訳で、ド−ルシリーズはもう少し続きます。


 夢の大吊り橋

2006.11.02

「夢の大吊り橋」という橋が九重町に開通したので、近くを通ったついでにちょっと見学。
人道専用の吊り橋としては日本一の大きさだというけど、着いたのがすでに通行時間を過ぎていたので、残念ながら渡る事ができなかったorz
この橋が架かっている谷は紅葉の名所。
今は丁度紅葉のシーズンなので、橋からの眺めはさぞ綺麗だろうと思うけど、新名所のおかげで人は増えるし、道は渋滞するし、ゴミは出るのが、九重好きの自分としてはちょっと萎えかな。
好きな場所は、あまりメジャーになってほしくないというのが、自分のホンネである。



<<back   next>>
<<Welcome to Marinoe TOP Beauty-Q TOP>>