2005.03

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 田舎 2005.03.31

仕事も一段落着いたので、久し振りに実家の田舎に帰ってみた。
今日はようやく春の陽気を感じられる様なポカポカ天気。
土手沿いをクルマで走っていると、おばさん達が袋を持ってしゃがみ込んでいる。
「おお! ツクシ採ってるぞ!」
ツクシ採りの光景なんぞ、何年振りに見るかな〜。思わずぼくもツクシ採りに参加。そう言えば子供の頃、春にツクシやヨモギ・ツワなんかの山菜を採るのは楽しみだったな〜。こうして草むらにしゃがみこんでいると、萌え立つ草の匂いや、暖かくて柔らかな土の感触が甦る。
ツクシは立ったまま探してもなかなか見つからないものだ。しゃがみ込んで太陽の向きに地面を覗き込むようにして見ると、逆光にキラキラ金色に輝くツクシがよく見える。土手の下から上に攻めていくもよし。草や虫と同じ目線で見ると、ツクシが誘っているのがよくわかるのだ。
そんなこんなで袋いっぱいに採ったツクシは、実家へ置いてきた。
実はぼくはツクシを採るのは好きだが、食べるのは嫌いなのだ(笑)。
味覚がお子ちゃまのぼくには、あの独特のひなびた苦味はどうもいただけない。


 野望の第一歩 2005.03.30

今年は年初から忙しかった事もあって殆ど自分の撮影をしていなかったが、ようやく仕事も落ち着いてきたので、ここにきて撮影予定をガッツリと入れ始めた。
今日はその第一歩目の野望撮影。去年末位から準備を進めていた企画物の撮影を果たした。
野望を実現するためにはモデルさんの協力が欠かせない。モデルさんとカメラさんはクルマの両輪の様に、お互い助け合ってひとつの道を突き進むのが理想だが、おかげさまでカメラマンまりりんはモデルさんに恵まれているとつくづく実感。
今回まりりんの野望におつき合い下さったモデルさんs。本当にありがとう&お疲れさまでした。
モデルさんsの頑張りに応える様な作品を目指します!


 お久し振り 2005.03.27

にドリムンをアップ。やっとギャラリーのページにCGを上げる事ができた。
まずは初期メンバーの決めポーズ。見てもらえば分かるんだけど、妙に左右の構図が詰まって感じるのには伏線があるのだvv
先日、某レイヤーさんのCGを作ってあげているうちに、ムラムラとCG作りたい熱が急上昇。ずっと放置しているセラムンサイトもぼちぼち更新しようと思っていたので、一気に製作してみた。
いずれ本にする事も考えて、A3/300dpiで全部の戦士をひとつのファイル内で製作していたら重い重いvv
切り抜きも印刷用とWeb用では精度が全然違ってくるし、やっぱり印刷は大変だけど、プリントしてみたいから頑張るのだ。
昨日は仕事でB1ポスターを撮影&CG製作。 早速1DsMk2が役に立っている。
さすがにB1(1030×728)まで伸ばすのは辛いが、それでも被写体によってはフィニッシュにも使える感じで、やっぱり買ってよかったよ〜vv
セラムンはまだ1DsMk2で撮影していないので、いずれポスター用に撮影したいな〜と野望を持ってみる。


 キーボード交換 2005.03.23

昨日の事だ。ネットに繋いでいるMacを立ち上げると、「ジャンジャンジャンジャン…」といきなりビープ音が響き渡り、なにも触ってないのに入力画面に勝手に「55555555…」と入力されていく。delキーを押しても何故かHELPが立ち上がる不思議。調べてみるとどうやらキーボードのケーブルがおかしいらしい。マウスも動きが悪くなっていた事だし、新しいキーボードとマウスに買い替えようと思って電器屋に行った。
ところがMac純正のキーボードとマウスは、OSX以降しかすでに対応していないのだ。Win用のキーボードでもやっぱりOS8.6に対応したものはない。悔しいので「USB接続だからOSなんて関係ないや」と開き直って無理矢理OSX用のキーボードとマウスを買って帰った。うまくくっつけばめっけもの。果たしてOSX以降と表記されていたキーボードもマウスも、OS8.6で作動するじゃないかvv(ただし一部表記の物と違うものが表示されてしまうv)
まあ、多少の問題はあるものの、おニューのキーボードと光学マウスでサクサク入力ができるようになりご機嫌。
電器屋に寄ったついでに、EPSONのフィルムスキャナをしばし検討。
うちにもフィルムスキャナはあるが、当時高価だったとは言えかなり昔の製品なので、速度が遅くバッチスキャンもできない。今までのフィルム資産をデジタル化しようと思ってはいるが、操作がまどろっこしいので作業が億劫だ。EPSONの新スキャナが今持っているものよりサクサク動いて性能がいいのなら、思い切って買い替えたい所。
そんな羨望の眼差しをスキャナに向けながら、キーボードや先日のストロボ等、予定外の出費が続いたので、今日はぐっと我慢。でもそれじゃ盛り上がった気分が治まらないので、うちに帰ってからスキャナの掲示板を漁った。するとうちのスキャナでもバッチスキャンらしき事ができる様な記述があったので、早速メーカーから新しいドライバをダウンロードしてインストールすると、かな〜り操作性がよくなっている上に、バッチスキャンに近い事もちゃんとできる様になっているではないか!
今のスキャナは画質が結構気に入っている事だし、もう少し我慢するか。

 地震お見舞い 2005.03.20

本日の「福岡西方沖地震」で被害に合われた方には、お見舞い申し上げます。

なにせ地震に関しては「絶対安全圏」とまで自信を持っていた福岡地方が揺れたのだから、まったく無防備&初体験で、どう対処していいか分からず、ただただ呆然と揺れるに任せていた人も多かったと思う。
福岡県人には、地震時の心構えが出来ている人なぞ殆どいないのじゃないだろうか?
かく言うぼくも、初期微動の時は『トラックでも通ってるのかな?』と思ってさほど気にしていなかったが、「カタカタ」揺れから周期の長い「ユサユサ」揺れに変わった時、『こりゃかなりの地震だ』と、軽くパニック。とりあえずガスストーブを消してガスの元栓を閉め、テレビをつけて情報収集に努めた。
福岡沖M7.0というのは、ぼく自身初めてという以上に、福岡では殆ど例のない過去最大級規模の地震。
手元の理科年表をめくると、福岡を震源とした地震は、
1898年 糸島地震 M6.0
1848年 柳川地震 M5.9
679年 筑紫地震 M6.5〜7.5
と、この程度しか記述がない。
幸いうちでは被害はなかったものの、折悪しく今日はこれからBQモデルさんとの撮影会を予定しており、モデルさんは高速道路でこちらに向かっている途中。
心配になって携帯で連絡しようにも、通話が制限されており、なんとか連絡がついたのは地震発生から1時間程経っての事だった。どうやらモデルさん御一行は無事に北九州に到着している様で、撮影は地震情報を気にしつつ、予定より1時間遅れでスタートした。
撮影終了の時間には高速道路も一般交通機関も復旧しており、帰りに支障がなかったのはもっけの幸い。
それにしても、災害時の危機管理に課題を残した撮影会になった。
これを機に、非常時に対する心構えと普段の備えも準備しなくては。


 卒業式 2005.03.18

毎年、卒業式や入学式はカメラマンが足りなくて駆り出される事になるが、今年も某小学校の卒業式の撮影に出掛けた。
行った先は田舎の小さな学校だ。卒業生を送る手作りの飾りや全校児童の寄せ書きなんかがあって、アットホームでいい感じ。仕事柄いろんな学校を巡る訳だが、それぞれの学校の教育方針がいろんな所に反映されてて、興味深いものがある。
朝、お目当ての学校の場所が分からなくて、クルマでうろうろしていた時、ちょうど小学生らしき男の子が歩いていたので
「○○小学校はどこ?」
と声をかけた。
「これからぼくの行く小学校です」
「じゃあ案内してよ。クルマに乗って」
とドアを開けると、彼は別に不審がる様子もなく、ぼくのクルマに乗った。
『おいおい。おまえ不用心だぞ〜。知らないおじさんのクルマに簡単に乗るな〜』と心の中でつっこみvv
最近は子供を狙った物騒な事件が多いから、どこの学校も警戒してる筈だけど、こんなに簡単に誘いに乗るとは、、、
まあ。相手は美少女なんかじゃなくて洟垂れの男子で、ぼくも不審者には見えないから(多分)だろうけど、それにしてもそんなところが田舎っぽくて大らかで素敵〜vv


 お久し振りのパラダイス 2005.03.16

出張の帰りに久し振りに福岡のカメラ屋を覗いてみた。
最近は忙しい上に金欠ということもあって(泣)カメラ屋に顔を出さない様にしていたが、先日壊したストロボの代替えをどうしても買わないといけないので、それを見つくろいに寄ったのだ。
去年はトワイライト撮影で惨敗する事が多かったので、「もっと光を」と、その対策にストロボの増量も計ってみる事にした。うちには汎用には使えないメーカー専用ストロボがいくつか転がっているので、それらを活かしつつ、次のトワイライト撮影では必勝を期する事にする。
レンズも欲しいものがいくつかあるけど、今日は試写だけで購入は我慢。ビンボーカメラマンは必要に応じて少しづつ買い足すしかないのだ。トホホ〜。
とは言え、お目当てのストロボはゲット。確かに性能も上がってコンパクトになったのが嬉しい。
これでBQ撮影もお仕事撮影も頑張るぞ〜。


 年貢の納め時2005 2005.03.14

ようやく今年の確定申告が終了。
明日が申告の最終日なので今日は人が多いだろうと思っていたが、予想通り会場に入るまで20分くらい並ばされる程の行列。病み上がりのフラフラした体と頭だったが、それでもなんとか申告を終える事ができた。帰る時には行列はさらに伸びていて、2Fの会場から階段を伝って入口を出て外まで人が並んでいたのにはびっくり。「最後尾」のプラカードをアルバイトらしきお兄ちゃんが持っていたのは、テーマパークさながらvv
今年も無事に春の申告祭りが終了して、ようやく安堵できる。ま。毎日マメに帳簿をつけて早めに準備に取りかかれば、こんなにアタフタする事はないんだけどね。毎度ながら自分のずぼらさに失笑。
そして今回の春の修羅場も、ようやく終焉に近づきつつある。
ここ1ヶ月ばかり、サイトの更新もろくにできなかったし部屋の片付け&模様替えも思いきりやりたい。勿論写真だって撮りたいし、趣味の絵も久し振りに描きたいな〜。そんな修羅場の後のお楽しみを考えながら、ラストスパートで頑張ろう!


 修羅場の果てに 2005.03.12

待っていたものは、お約束のダウン。
どうも喉が痛いし熱っぽいので「まさかインフルエンザか?」と思い病院に行った。結果、扁桃炎という事だ。
そう言えば、ぼくは修羅場の最終局面に差し掛かる頃に、しばしばからだを壊していた。最近はあまりそれがなかったので忘れていたが(あまり修羅場がなかったって事?)、扁桃炎も今回が初めてではないのだ。
以前、扁桃炎にかかった時は一週間40°の熱で寝込み、その間食べられたものはプリンだけで、体重が49kgまで落ちたという前歴がある(体重だけでも落ちないかなv)
今回は仕事関係をはじめ、各方面にご迷惑をお掛けしました。本当に申し訳ありません。
一刻も早く治るように頑張ります。


 さよならContax 2005.03.10

Contax/CarlZeissというカメラ/レンズは、単なるモノにとどまらず、文化といっていい程のステイタスを持ったものだった。
特にZeissレンズは写真レンズの歴史を、その揺籃期から見続けてきたレンズで、Leicaレンズと並んで世界の双璧をなしている。しかし、昨今のカメラのデジタル化の激流に、京セラContaxは遂にデジタル部門の撤退を決定した。これによって、Carl Zeissレンズを装着できる唯一のデジタル一眼レフContax N Digitalは、市場からその姿を消すわけだ。
Contax遣いでもあるカメラマンまりりんとしては、Contax N Digitalは持っていないものの、Contaxブランドがなくなるのはなんとも寂しい限り。そういうぼくも、最近はAFデジカメの便利さに飼い馴らされて、マニュアルのフィルムカメラなんぞついぞ引っ張り出す事もなくなってたな〜。
先日は下関ー東京間を走る日本最古のブルートレイン「あさかぜ」が引退し、山陰と北九州を走る唯一の特急「いそかぜ」(昔はまつかぜだったな〜)も引退。カメラでも去年のOLYMPUS一眼レフ続く伝統カメラの引退。
古きよき時代ってのは年寄り臭いが、若い頃に親しんだモノがなくなっていくというのは、自分自身の存在が古びて価値が下がっていく様でせつなくなる。昭和どころか20世紀もだんだん遠くなっているんだなぁ〜、、、
と、懐古趣味はこのくらいにして、ZeissレンズはEOSカメラに無理矢理くっつけて使っているし、Contaxカメラもフィルムカメラはまだ「検討中」で、生き残る目はある。これをカンフルにして、どこかのメーカーがContaxブランドを引き継いで、新たな歴史を築ける衝撃的なカメラを市場に出してくれる事を期待しよう。
どんなに古い伝統でも、最初は革新的な事だったのだから。
自分的にはチノンとEPSONあたりにContaxを引き取ってもらって、ヤシ/コンマウントで3層受光素子800×3=2400万画素フルマニュアル一眼レフを希望、、、って、無理かvv


 チューリップ祭 2005.03.07

お仕事出張ついでに、某テーマパークのチューリップ祭に寄ってきた。
ここにはもう何度も足を運んだが、冬にしか訪れる事がなかったので新鮮。陰鬱とした肌寒い時期と違って折からの好天に恵まれて、春の陽気と花々の鮮やかさがひときわ印象的で、ウキウキした気分になる。
仕事のついでというのもあり、またカメラがトラブルに見舞われたという事もあって、あまりたくさんは撮影できなかったが、春のお花畑は味わえた。
そして帰りはやっぱり温泉。出張を重ねてこの辺りの事情にも詳しくなってきたな〜vv


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