10th Sep.2006 Up Date 

Vol.002

■「月に1,2度のペース」と言いつつ、前回の雑感から半年以上経ってしまいました。
書きたい事は山程あるのに、日々の雑事に流されてしまう毎日です、、orz

■今回は自分のごく私的な過去を語ってみます。
ぶっちゃけ20歳代のぼくは、イラストレーターではなく、漫画家を目指していました。
主に少女漫画雑誌への投稿をやっていましたが、たまに東京の出版社へ原稿持ち込みもしていました。
ある出版社の漫画賞で最優秀賞を取り、編集者付きとなってデビュー寸前までいったのですが、武運つたなくその夢は果たせませんでした。

■その頃のぼくは、投稿作品を描くかたわらで、普段はバスガイドみたいなアルバイトや、書店でのバイト、写真スタジオのアシスト等
を、転々としていました。
今で言うフリーターですが、お気楽な気分はなく、まるで仕官が叶わずに長家の一角で傘張り生活をしている、浪人みたいな気持ちでした。
当時のぼくの目標の職業は、ガンとして「漫画家」でしたから、それ以外の仕事に就くつもりもなく、親戚等から有利な仕事を紹介してもらっても、すべて断っており、まるでポーカーのロイヤルストレートフラッシュだけを狙っているかの様に、役に関係ない手札は、すべて捨ててしまう生き方でした。

■「それじゃあイケナイかも」と思い始めたのは、30歳が近くなった年の冬。
漫画家デビューにはすでに年齢が行き過ぎた(orz)のと、身を固めてしまって、もう少し堅実な人生を過ごさねばならなくなった義務感から、イチかバチかの「ロイヤルストレートフラッシュ狙い」から、小さな役のワンペアツーペアを積み重ねていく「フルハウス狙い」に、自分の生き方を切り替えたのです。
フルハウスは、役としてはストレートフラッシュより下ですが、その分堅実で、手詰まりになった自分がこれから目指す役としては、最適でした。
ただ、こうしてイラストの仕事をしている今でも、傘張り浪人の気分は抜けず、フルハウスさえ達成されていない様な気がしたまま、「いつかきっと、、、」という漠然とした夢を、やっぱり追う日々を過ごしています(笑)。

■こうして、フルハウスを狙っての、最初の「2のワンペア」になったのが、北九州市内にある某デザイン事務所へのイラストレーターとしての就職でしたが、その話はまた次の機会にでも。


86年頃に描いたコミックイラスト。
当時の自信作でした。
| Marinoe TOP |
Copylight 2006 Yoshihiro Arikawa. All Rights Reserved. Mail:Marinoe